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円窓亭

円窓亭は鎌倉後期に春日大社西ノ屋(西談議屋)の経典を納める経蔵として建てられたが、1868年(明治元年)の神仏分離令によって現在の万葉植物園付近に東屋として移築。そのとき側壁3面に3つずつ円形窓を設けるなどの改造が加えられた。その後、1893年に建物が県に寄付されて、奈良公園の浮見堂で有名な鷺池を望む高台に再移築されていた。今回約130年ぶりにゆかりの地の万葉植物園内に戻ってきたわけだ。建物は宝形造りで、横幅約5.4m、高さ約8m。万葉植物園によると、水道などの付帯設備工事が残っており、周囲の芝生もまだ養生中。竣工式の開催や建物内部の一般公開などについては「未定」という。
円窓亭の脇には歌人・書家の会津八一(1881~1956)の自筆歌碑が立つ。八一は古都奈良を愛し度々訪れては多くの歌を詠んだ。建碑は約80年前の1943年だが、この碑も繰り返し移転を余儀なくされた。東大寺観音院から戦後一時飛火野・雪消(ゆきげ)の沢を経て万葉植物園内へ。碑には「秋艸道人(しゅうそうどうじん)」の号で「秋の夕べの歌」が刻まれている。「かすがのに おしてるつきの ほがらかに あきのゆふべと なりにけるかも」。八一の最初の歌集『南京新唱(なんきょうしんしょう)』(1924年刊)の巻頭歌だ。円窓亭の移築によって、この歌碑もより多くの来園者の目に留まるはず。八一も喜んでいるにちがいない。
旧春日大社板倉(円窓)」として国の重要文化財に指定されているユニークな外観の「円窓亭(まるまどてい、丸窓亭とも)」。その移転工事がほぼ完成した。これまで奈良公園南側エリアの浅茅ケ原(あさじがはら)園地内に立っていたが、奈良県が文化庁などと協議のうえ春日大社万葉植物園内(奈良市春日野町)への移築工事を進めていた。茅葺きの高床式で大きな丸い窓が特徴的な建物は今後、植物園の新たな見どころとして来園者の注目を集めそうだ。

お客様より、情報を書いたお手紙というお心遣いも頂きました(*^^*)
いつもありがとうございます✨
次回も楽しみにしています❕
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